もののべ古書店怪奇譚 ネタバレ-漫画の感想やあらすじ(無料)
古書店の若き店主正太郎と看板犬いや少年シロ。
2人は読んだものを鬼にしてしまうという恐ろしい本「鬼書」を探しています。
古くは1冊だった鬼書。しかし今それは分冊してしまい…
奇怪な本を探しながら出会う怪奇たちに引き込まれます♪
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もののべ古書店怪奇譚 ネタバレ
もののべ古書店怪奇譚 1巻
レジに座り本を読む主人公・物部正太郎がこの『物部古書店』の店主。
正太郎を訪ねてきた記者の近藤はいつものように新しくできた雑誌を置いてくれないかと言います。どうせガセネタだろうと正太郎は軽くあしらうもののある事件の話になると内心はちゃんと聞いていました。
正太郎はその事件が起きたという山の向こうの稲尾町へと向かうことにしました。
なぜなら『鬼書』絡みかもしれないから・・・。
鬼書それは鬼が書いたとされる本。
かつては一冊だったが今は幾重にも分かれ目を通した物を同族つまり鬼にする本・・・正太郎と古書店でお手伝いをしている男の子・シロはそれを探しているのです。
汽車に乗り稲尾町へと向かう2人でしたが町へと着くと町人の視線がいたかった・・・。
事件が起きたばかりでみんな警戒しているのです。
町中を2人が散策していると犬に吠えられそれを見ていた駐在さんが止めてくれました。
お礼にとシロは警察官にしおりを手渡します。
駐在さんは子供が大好きで先月この町に越してきましたが事件ばかりで参っていると話していました。
正太郎は駐在さんに宿はないかと聞くと駐在さんは親切に教えてくれついでに『鬼のなりかたが書かれた本』を知らないかと正太郎は尋ね・・・。
稲尾町で起きている事件とはいったい・・・?
鬼のなりかたが書かれた『鬼書』とは・・・?!
もののべ古書店怪奇譚 ネタバレと結末
鬼書のことを訪ねてられた駐在さんはそんなぶっそうな本は見たことがないと不思議そうにしていました。
正太郎達は駐在さんに教えられた宿へと向かい宿へ着くとおかみさんが事件のせいで従業員の2人がやめてしまって忙しいと文句を言っていました。
鬼書のしわざの事件の場合、女と子供のみが狙われこれまで集めた情報からはまだ鬼書の仕業かどうかは判断できずにいたのです。
あとは殺されかたの詳細さえわかれば・・・。
あくる日、正太郎とシロは町の人たちに鬼書を知らないかと聞いて回るものの知っている人がいないどころか気味悪がられます。
すると急に「坊や!」とシロの元へ女が走ってきましたがシロの顔を見て自分の子ではないとわかったのかその女は去っていく・・・。
どうやらその女は1ヶ月前に自分の息子がいなくなり気が触れてしまったらしいのです。
町人が駐在さんに知らせましたが見守ってやろうと言われそのままにしているようでした。
この事実を教えてくれた女性はお腹に赤ちゃんがいましたがそれを隠しているらしいのです。
なぜなら殺された女性2人は妊婦でお腹の中だけ引きずり出されて死んでいたから・・・。
その後、今までに得た情報を整理する正太郎。
徐々に鬼書の仕業ではないかと思われる部分が重なり合っていく。
そんな時、先ほどの女性が襲われたと街角で騒いでおり寸でのところで助かった女性は襲ってたのは人ではないとパニックを起こしていました。
駐在を呼びにいかなければと話している町人に正太郎は自分が行くと名乗り出ます。
駐在所へ着くと駐在さんは本を読んでおりシロはあげたしおりを使っているかと聞きますが見当たらないようで・・・。
それもそのはず、しおりは女性が先ほど襲われた現場に落ちておりそれを拾った正太郎はしおりを駐在さんに見せこれまでの証拠から駐在さんがこの事件を起こした『子供を愛でる鬼』だと言い切ったのです。
それでもまだとぼけようとする駐在さんでしたが鬼は名前を当てられては人の姿ではいられない。
正太郎はその鬼の名前を呼ぶ――。
「童一口、それがあんたの正体だ」
次の瞬間、駐在さんの姿はバケモノへと変わり大きな口にたくさんの歯がついた大口の鬼。
それが駐在さんの正体だったのでした。
攻撃を喰らい倒れたかのように見えた正太郎。
鬼の目標がシロへと変わったその時シロのあどけなかった表情が変わりこう言うのです。
「道化は飽きた。もう殺して構わんぞ」
果たして正太郎はどうなったのか・・・?
子供の姿をしたシロの正体は・・・?!
もののべ古書店怪奇譚 感想
丁寧で繊細な絵に惹かれて購入しました。
内容も面白いです。本に取りつく妖怪退治、時代物好きな方にお薦めです!
ホラーというよりはダークファンタジーなイメージ。
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