由緒ただしき神社・寺・教会を家にもつ仲良しジュニア世代(ゆとり世代?)の日常を面白く描いた漫画「さんすくみ」のあらすじと感想です。
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さんすくみ 漫画の無料ネタバレ
永室神社にてワラ人形事件発生
「不届きモノ許すまじ!」
そういって恭太郎の母は怒りながらワラ人形をメキメキと手の中で握りつぶしていた。
そんな母のほうが怖いなんて思ってもとてもいえない。
ここは由緒正しき永室神社、恭太郎はこの神社の次期跡継ぎである。
最近の悩みはここ数日境内の木に丑の刻参りでつかわれたと思われるワラ人形が打ち付けられていること、それをみるたびに母は神社の名誉が傷つくと怒りわめいている。
すでにわかると思うが恭太郎の母は超がつくほど怖い、現宮司の父も母に全く頭が上がらない様子をみると恭太郎は自分が父親似であることを大いに実感する。
さてそんな神社に元気な声とともに来客が現れる。
「おっはよー!ワラ人形見に来たよー、昨日きいてからすっごい楽しみにしてたんだよねー!」現れたのは恭太郎の友人、教会ジュニアのタクミ君だった。
この後、人に話したことを知った母が怒ったのはいうまでもない。
さて、このワラ人形問題どう解決すべきか・・・
恭太郎が悩んでいるとそこへもう一人の仲のよい友人寺ジュニアの孝仁(タカヒト)君がやってきた。
タカヒト君はうちつけられたワラ人形にはってある写真をじっとみていた。
写真は汚れていて顔がよくわからないが・・・「コレ、恭太郎君じゃない?」
するとタクミ君も「あ、よく見たら似てる」
恭太郎はその二人の言葉をきき顔面蒼白となった。
「そんな・・・僕が呪われている!!?」
まさか女性から恨みを買うなんてことと思い恭太郎は考えていた。
もしかして祝詞で名前を読み間違えた人?七五三の人?人形供養にきた人かな?!
さて今夜はワラ人形事件がはじまって7日目、どうやら丑の刻参りとは7日かけて完成するものらしい、ということは・・・。
「僕の命は今夜かぎり!?・・・神社の息子なのになんて不名誉なんだ!!」
それを防ぐためには、丑の刻参りが失敗すること(儀式をみられること)である。
かくして神社・教会・寺ジュニアの三人は恭太郎の不名誉な死を回避するために一晩見張りをすることに・・・。
さんすくみ 感想
舞台が神社、寺、教会って厳格なハズなのにゆるくて笑ってしまう漫画
寺の子なのに超怖がりのタカヒト君、牧師の子とは思えない軽いノリのタクミ君、常に母を恐れるへタレの恭太郎。
個性豊かな今時の若者の三人の絡み合いが絶妙なこの漫画。
なんかこの三人のゆるいノリが個人的にツボにハマりつい声にだして笑ってしまいました。
話は大体1話1話完結型となっていて読みやすいです。
さて、丑の刻参り最終日、恭太郎は呪いから救われるのでしょうか!?
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