監禁嬢ネタバレ 3巻17話~25話 漫画のあらすじ 転生する茜とカコ

監禁嬢 監禁嬢

監禁嬢 ネタバレ 3巻17話~25話 漫画のあらすじ

青年漫画 監禁嬢のあらすじです。
ネタバレもあるので注意!

監禁嬢は
河野那歩也先生の人気の漫画です。

監禁嬢-概要

高校教師の岩野裕行は人望厚く、愛する妻子供がいて幸せな人生を送っていました。

その日常はある1人のオンナによって突然壊されてしまいます。

岩野は夜道に女に襲われて目覚めると全裸で監禁状態。
そして目の前に現れたのは「カコ」と名乗る見ず知らずの女。

彼女は岩野のことを知っていてしかも、恨みがあるようで?

しかし、岩野はカコのことがまったく思い出せない。

「私はだーれだ? 思い出すまで許さない」
―許さないということは、許すまで追い詰めるということ。

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監禁嬢3巻-17話―25話あらすじ

カコがスイッチを入れた回転ノコギリを目の前に、カコは茜に「ここでしぬか、私のために命を燃やすか」と選択を迫る。

「アナタのために、命を燃やす?」

「君の人生、君の物語の起承転結。
ここを『結』にするか、『起』にするかは、君次第だ」

茜は命の危機にさらされながらも、カコに尋ねずにはいられなかった。

どうして自分のことがこんなにもわかるのか、と。

「観察して調べて、私なりに分析したの。君が必要だったから」

「ありがとうございます。
私を見てくれて、私をわかってくれて、私を必要としてくれて」

それを聞いた茜は、お礼を述べた。
服従する選択肢を選ぶ

茜の答えを知って、カコはニッと笑う。

「生かしてください、アナタをこれから私の生きる理由にします」

涙と鼻水にまみれながらも、笑顔を浮かべる茜。

茜はカコに服従して、物語の「脇役」になることを承諾した。
二度と戻れない不吉な道

解放された茜は、カコと並んで歩きながら「橋」を渡ることをためらった。

この橋を渡れば、二度と戻れない。

「逃げてもいいよ。
追わないでいてあげる。
自分で選んで来てくれないなら、君はいらない」

そんな彼女の心を見透かしたように、カコは言った。

これから茜に演じてもらう役割は、他人事じゃない、彼女自身の物語でもある。

今まではバカを演じてる自分を、俯瞰しながら笑っている人生だった。

それは、誰も笑ってくれる人がいなかったから。

「でももし、君が選んで来てくれるなら、私が君を笑ってあげる」

誰も見てくれなかった茜を、しっかりと見ておもしろい、バカだねと笑ってあげる、と誘う。

「これが最後ね。おいで」

差し伸べられるカコの手。

茜は「自分を認めてくれる存在」を得たいという欲求に勝てず、カコの手をとった。

自宅に戻った茜は、描きかけの漫画をすべて破り、そのあとゴミ屋敷だった部屋をきれいに片付けた。
生まれ変わった柴田茜

一週間後、柴田茜は「生まれ変わって」いた。

カコのように明るい栗色の髪に染め、いつもの冷めた性格とはまったく違うくだけた雰囲気の女性に変身していた。

「いーわーのくん!おはよう!」

イメチェンしすぎて、驚く裕行。

周囲の人たちも唐突な茜の変化に、驚いていた。

仕事を終えて帰宅した茜は、自宅で待っていた人物に笑顔を向ける。

「おかえり、茜ちゃん」
「ただいま!」

それはカコだった。

ある朝の岩野家。

朝ごはんを食べる裕行と

ヒワのオムツを換える美沙子。

「何度も言ってるけど

外に出るなよ

要るモンあったら

俺が買って帰るから」

とカコと会わないように美沙子にクギを刺す裕行。

「大丈夫やって・・・もう会わへんから」

と答える美沙子は・・・

「てか

こっちのセリフやし

次カコちゃんに会ったら

今度は殺すからね」

と裕行がカコを狙っていたと勘違いしている美沙子は逆に裕行にクギを刺す。

美沙子の

『殺す』という言葉に

驚き恐怖を感じる裕行だが

何も反応せず・・・

「・・・行ってきます」

と家を出ようとする。

その時美沙子は

ちょっと待ってと

裕行にキスをし

裕行の下腹部を触る。

「仕事遅れるって・・・」

と拒む裕行に美沙子は

「ほな休んだええやん」

と頬を赤らめながら言う・・・

その後

何事もなく家を出る裕行は

学校へ行く満員の電車の中で

(あの女は姿を見せなくなったけど

美沙子は未だに

毎晩の様に求めてくる

今日は朝までも・・・

何を企んでるんだ?)

とこれから何かが起こるのではないかと

考えていた・・・

学校に着いてもまだ考えていた裕行に

「いーわーのーくん!!」

と何者かが声をかけてくる。

裕行が振り返ると

そこには!!

「おはよう!!」

と声をかけてくる

カコの姿が!!

と・・・

思ったらそれはカコではなく

髪を栗色に染めた

同僚の女教師・柴田であった。

柴田の雰囲気がカコに重なり

裕行は一瞬柴田が

カコに見えたのだった。

放課後

その柴田は

誰かに見られないかと

周りをキョロキョロと警戒しながら

手紙を麻希の同級生の梓の

下駄箱のロッカーに入れた。

「ギャーギャーうるさいあのブスなら

たぶん広めてくれるだろ・・・」

カコちゃん・・・

笑ってくれるといいなぁ・・・

と柴田は何かを企んでいるようだ・・・

場所はかわり

高架線路近くの誰にも見られないような

建物裏に裕行と麻希は居た。

「珍しいねぇ・・・

先生から呼び出すなんて」

「しかも野外!!

もしかして・・・

室内プレイに飽きちゃった?」

と顔を赤らめて嬉しそうに言う麻希。

「プレイにならない為の

野外だよ・・・」

と言う裕行は

柴田先生見てどう思った?と

麻希に質問する。

髪染めておばさんが

少し若返ったくらいにしかと

あまり気にしていなかった麻希だが

裕行は

「何か嫌な予感がするんだ

今朝柴田先生を見たとき

なぜかあの女と重なった」

と柴田が

カコに洗脳された

のを察しているかのように

警戒していた。

気にしすぎだと言う麻希は

裕行がカコに拉致監禁された時の

巨大鏡に貼ってあった写真の中に

カコのことを何かしっている人は

いたのかと裕行に聞く。

実は裕行は

その写真のことで麻希に

頼みがあって呼び出したのだった。

その頼みとは??

「大丈夫だよ

茜ちゃん・・・

私が(皮谷を)殺すから」

と言うカコは

でももしもの為にと

あるモノを柴田に渡す。

柴田は自宅に

皮谷を呼び出す。

「おーきれいに

してんじゃん!

いっつもホテルばっかで

1回も家に入れて

くんなかったもんね」

と言いながら

柴田の部屋に入る皮谷。

皮谷を殺す計画のことで

顔色が悪くなっている柴田に

気付いて

「どしたん茜ちゃん・・・」

と声をかける皮谷は

脅しみたいなことしたから

そりゃそーかと納得する。

「つか何で

あんなことしたの?

岩野先生に恨みでも・・・」

と柴田がやったことに

疑問を持つ皮谷は

「その話は後にしようよ!」

と手を伸ばして自分を

受け入れようとする柴田の

態度の変わりようも

気にかかる・・・

その時

ガラスに映った

部屋の様子を見て

自分の背後にカコがいる

ことに気付いた皮谷。

その瞬間にカコから

スタンガンを受けて

崩れ落ちる!!

床に倒れるが

まだ意識のある皮谷にカコは

もう1度スタンガンを当て

完全に意識が

無くなる皮谷。

皮谷をパンツ一丁にして

ガムテープで手を足を

動けないようグルグル巻きにして

段ボールに入れた状態で

カコの車に乗せる

カコと柴田。

皮谷を運ぶ車中で

「1つ訊いてもいいかな?」

とカコに質問する柴田。

「何が目的なの?

これから皮谷殺して・・・

明日の文化祭・・・

そしてその先は・・・?

これは・・・

岩野くんへの

復讐なの?」

それを聞いたカコは・・・

激怒して

柴田の鼻に裏拳をして

鼻を折る!

すると鼻血が

止まらなくなる柴田・・・

「復讐?

そんなモンと

一緒にしないで」

「もういいよ・・・

何も考えなくて・・・

茜ちゃんはもっと集中して

与えられた役を

こなしてればいいんだよ・・・」

と目を血走らせながら

鬼の形相をするカコ。

人気のない山中についたカコ。

カコは額から

血を流している・・・

そして・・・

木には縛られて

首から大量の血を出し

絶命している皮谷と・・・

地面には

同じく大量出血し

絶命している柴田・・・

「あーあ

茜ちゃんには・・・

最後にもう一仕事

頼みたかったんだけどな・・・」

と・・・

しょうがないかと言うカコ。

「ハードな

前夜祭だったけど・・・

本番は明日・・・

お祭りの始まりだ」

監禁嬢3巻-感想

カコと茜の転生。

そして起こってしまった人殺し。

カコは1巻からずっと怖いですね。

うーん、今後はどう展開していくのか。

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