幽麗塔2巻 ネタバレと感想【過去】

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幽麗塔2巻  ネタバレ注意【過去を読み解くことで深まる謎】

1巻の最後では花園さんのために覚悟を決めたかっこいい太一を見ることができました。

2巻ではふがいない太一はいなくなり度胸はあるけどやさしい太一を見ることができます。
あと相変わらずかっこいい鉄雄。

花園さんが殺された記事が新聞に載っているけど、殺され方について書かれていないことに太一は疑問を覚えます。

そこで、2年前におきた事件が関係していて、そこから大事なことがわかるのではないかと考えます。

ここで2年前の事件が明らかになります。

ざっくりと説明すると、お金持ちの家に養子になった藤宮麗子(めっちゃ美人できれいな声)が義母を時計塔の針に張り付けにして、時間がたつにつれて体が曲るよう殺したという事件です。

麗子は夜中に奇声を上げたりと狂った行動を繰り返しており、犯行後は海岸で水死体で見つかったそうです。

時計塔の動かし方を知っているのは麗子だけだったので、犯人は麗子と決定的でした。

しかし、今回の花園さんの殺され方というか見つかった状態は時計を動かせないと不可能です。

それで太一は過去を見始めました。

 

そんな中、丸部にこんな提案をされます。麗子の写真を一週間以内に見つけたら10万円やると。

ただし見つけられなかったらクビと。

もちろん太一は引き受けます。しかし、鉄雄は乗り気ではありません。

まあ、結局は太一に付き合うんですけどね。

二人は麗子の婚約者で唯一写真を持っていたという本城という男を探すことにします。現在は行方不明だそうです。

もうお亡くなりくさい。なーむ。

二人は本城の生まれ故郷である広島の呉に行きます。

行ったはいいですが、あいにくの台風で帰れなくなります。

太一は行動力がついたのはいいですけど後先考えなさすぎです。

ちょっとキュンとしますけどねー。

 

本城家の屋敷に止めてもらうことになった二人。

本城の妹の美人さんにもてなしてもらいます。

鉄雄がモテモテです。太一は妬みます。

 

お食事会の主役が鉄雄になっている間にこっそりと太一は本城の部屋を調べます。

まあ、怖いものがたくさん出てきます。首に釘が刺さった日本人形も出てきました。
おそろし。

皆が寝静まった間を狙って二人は山の上の骨が収められているところを調べに行きます。

しかし、道中何者かに襲われる二人。

それも多数です。

 

鉄雄ががけから落とされ一人の太一。絶体絶命。鉄雄一人ならまだ何とかなったかもしれないけど太一だけじゃ無理です。
100%の確率です。ダメ男ですもん。

この後この人たちと戦うのでしょうか、それとも太一は人生の終盤を迎えるのでしょうか。

だんだんと太一が主役として目立ち始めました。いろんな意味で笑。

続きが楽しみです。

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