こんにちは。みさきです♩
まんが王国に登録してから、まんが王国でしか読めない本というのが何冊かあってこの「児童養護施設の子どもたち」もその一つです。
現在大ヒット中の「ちいさいひと」もそうですが、こちらも子どもの虐待・ネグレストがテーマになった作品です。
その中でも児童養護施設という私達が普段中々知ることができない事が描かれています。
２巻完結なので読みやすいですよ♩
「児童養護施設の子どもたち」 ネタバレ
主人公の恵子。恵子の母は恵子を連れ子として医師の男性と再婚します。
再婚相手との間に二人の兄弟が産まれ、次第に家に帰宅しなくなった新しいお父さん。
その頃から恵子への虐待、ネグレストがエスカレートします。
恵子の母は夫が帰宅しない理由を全て恵子に押し付け。。。。
食事もろくに与えられず、生ごみを漁って飢えをしのぐ恵子。
手を差し伸べる大人も現れますが、それを偽善と捉え落ち込む恵子。必要以上に熱心に手を差し伸べて空回りする大人。
様々な人間模様が見え隠れします。
地獄のような家から児童養護施設へと入所した恵子。
暖かい食事があり、お風呂があり、寝る場所があります。
だから「＝幸せ」とはいきません。
施設の中でも色々な問題が。。。。
それでも、強く生きて行く恵子。
結末は明るい未来といった感じなのが救いです。
児童養護施設の子どもたち 感想
またまたディープな作品にてを出してしまいました(ｰ ｰ;)
虐待、ネグレスト、性犯罪と目を覆いたくなるような描写もたくさんあります。
しかし、「私達はこの問題から目を背けてはいけないんだな」と改めて思いました。
現実に、児童養護施設という施設が存在し、また虐待のニュースがテレビから流れてくるいまの現状。
幸いな事に私は両親に恵まれ、虐待やネグレストから程遠いところで今まで生きてきました。
だからこそ、こういう現実をしっかりと直視しなにかできる事を探していかなければと強く感じました。
手を差し伸べられる大人が増える事を願っています。
まずはこの作品を読んで、このような実態があることを知ってほしいです。
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