こんにちは♩みさきです。
『復讐教室』を読みました♩
ひどいいじめにあっていた主人公がある事をきっかけに復讐に燃えるサスペンスコミック。
社会問題にもなっているいじめがここまで憎悪に変わるのかと思うと、このいじめという問題の闇の深さを考えてしまいました。
クラスで酷いイジメに遭っていた中学3年生の藤沢彩菜は、ある決意をした…。「クラスメイト全員に、私と同じ“地獄”の苦しみを味わわせてやる――――」見え隠れするイジメの首謀者。黒幕は親友なのか、それとも……全員狩るまで終わらない――28人のクラスメイトへの命がけの復讐が始まった。
ネタバレが嫌いな方は本編へどうぞ!
スマホで漫画を読む方法は次の記事を参考にしてくださいね。
【漫画】復讐教室 ネタバレ
舞台は、とある街の高校です。
クラスメイトから酷いイジメを受けていた高校3年生の藤沢彩菜(あやな)は、
ある日、何者かに突き飛ばされて車にはねられてしまいます。
殺されかけた
彩菜は、じっと耐えていても仕方ない事に気付き、命をかけてクラスメイト
たちに復讐する事を決意します。
復讐教室は6巻まで刊行されてます。
あの有名な「王様ゲーム」と同じく、「E・エブリスタ」という小説・コミック投稿コミュニティサイトで生まれた作品です。
陰惨なイジメに対して陰惨な復讐をする物語という、テーマが
テーマだけに、かなり暗いトーンのお話です。
彩菜は、同じグループの結子とケンカしたのがキッカケで無視されるようになり、
やがて、クラスメイト全員から無視されるようになります。
それだけではなく、暴力、恐喝、時にはレイプまでされるようになってしまいます。最初は抵抗していた彩菜も、おとなしくしている方が早く済むと気付き、ただ耐えるようになりました。
そんなある日、通学路で信号待ちをしていた彩菜は、何者かに後ろから突き飛ばされ、車にはねられてしまうのです。
わずかに確認できたのは、犯人が着ていた同じ学校の制服のみ。
これがクラスメートの誰かだと確信した彩菜は、ただ耐えているだけでは殺されてしまうと気付き、命をかけてクラスメイト全員に復讐する事を決意します。
まず、1人目のターゲットは、イケメンで女好きの優斗(ゆうと)です。
以前に、いじめられている彩菜の相談に乗るふりをして、彩菜をレイプした張本人です。
優斗の身辺を調べ上げた彩菜は、彼が手を出していた6人の女の一人、沙知(さち)
を使って復讐する事を決めます。
沙知は学校一の不良に交際を迫られていたため、優斗が沙知とカラオケボックスで会っているところに、嘘の手紙で不良をおびきだします。逆上した不良は優斗を連れ出し、ふためと見られないほどボコボコにしてしまうのです。
鏡で自分の顔に見とれてしまうほどのナルシストであった優斗は、痛みと悲しみで泣き叫びますが、それを見た彩菜は、冷たく微笑み、心の中でこう言います。「復讐完了」
クラスメイトは残り27人。自分をいじめた奴も、それを見て笑っている奴も、見て見ぬフリをしている奴も、全員狩るまで、復讐は終わりません。
【漫画】復讐教室 感想
彩菜がいじめを受けている場面は、だいたい回想シーンなのですが、相当残虐な
感じで、読んでいて、正直、胸が気持ち悪くなっていきます。
どうしてここまでひどい事が、他人に対してできてしまうんでしょうか。
それに対する彩菜の復讐も、積もり積もった恨みを晴らすためか、なかなか陰惨な方法を選んでいるように思えます。
人の心の闇、暗い暗い部分を描いた作品なので、それだけに、続きがとても気になります。
ハッピーエンドはあり得ない気がしますが、いったいどのような結末を迎えるのでしょうか。