愛のこどもたちを読んでみました【涙腺崩壊注意!】
こんにちは。みさきです♩
親子の愛情を描いた漫画を読みたいと思い探していたところ、「愛のこどもたち」という漫画を見つけ、読んでみました。
涙なしでは読むことができなかったです。悲しみの涙、感動の涙。
お話にのめり込んで、悲しくなって、涙が止まらなくなって。
もう読みたくない、でも読まないでいることもできない。
久しぶりに心から感動できる漫画に出会いました。
愛のこどもたち あらすじのネタバレと感想
大切に育ててきた一人息子が交通事故で亡くなってしまいます。
毎日のように自分を責め、息子に謝りたい、会って話がしたい、そう思って屋上に行くけど飛び降りる勇気もなくそんな自分をもっと責めて。
一日何もせずただ寝てばかりの日々を過ごしています。
そんな妻を見かねた夫は前に進もうと妻にボランティアを勧めます。
体の不自由なおばあちゃんの家に手伝いに行った先で60年も前に亡くなった息子を思い続けるおばあちゃんの話を聞きます。
短編が多い漫画ですが、どれも実話ではないかと思うほどリアルで悲しい話ばかりです。実際に作者さんのつらく悲しい話も入っています。
突然自分にとって大切な人がいなくなったらどんな気持ちになるでしょうか。それが自分の家族だったら、自分の子供だったら。
起きたことは仕方がないと受け入れることはできるでしょうか。私には無理です。
現実は悲惨なもので、世の中は悲しい話で満ち溢れています。強盗、殺人、詐欺、ネグレクト、虐待、いじめ…。数えたらきりがありません。
この漫画も同じように悲惨な現実を伝えてくれます。それは大切な人を失うという形で。
確かに、つらい話は多いですが、この漫画は最後に救いがちゃんとあります。それは、前を向くということ。悲しみを受け入れなくてもいいということ。
一見矛盾しているように見えますが、そうではありません。
悲しいことがあった時、それをすぐ受け入れて進める人は多くありません。
心が空っぽになる、自分を責める、このどちらかだと思います。
しかし、いつまでもそこにとどまっているわけにはいきません。
前に進みます。息子と一緒に。そこにはいないけど、確かに絆は残っています。
二度と戻ることはない、でも、消えることもないものです。
今を大事にして、愛することをやめないでほしい。
小さいお子様がいる方にぜひ進めたい漫画です。