火葬場のない町に鐘が鳴る時のあらすじと感想 【サスペンスホラー】

火葬場のない町に鐘が鳴る時のネタバレ 火葬場のない町に鐘が鳴る時

和夏弘雨先生の「火葬場のない町に鐘が鳴る時」という作品を読んでます♩
元々は小説だったものが漫画になった作品だそうですよ。

火葬場のない町に鐘が鳴る時【得体の知れない化け物が。。。】

火葬場のない町に鐘が鳴る時は、真相解明と恐怖の両方が楽しめるサスペンスホラーです。
謎が謎を呼ぶ展開で先が気になり、でも先を読むのが怖いという気持ちになります。

舞台となるのは人口6千人の小さな田舎町、みとず町。主人公の勇人は両親と共に10年振りにこの町に帰ってきました。
幼馴染の咲との再会を喜ぶ間もなく、夕方6時になると町の様子が一変します。
10年前、勇人がみとず町を出た後、町には大きな変化があったのです。

「夕方6時を過ぎると、町には不思議な鐘が鳴る。
その音を聞いたら夜明けまで絶対外へ出てはいけない…
冥奴様が迎えにくるから…。」

本来は鐘がなる前に家に帰っていなければならないのに、
勇人と咲は外で鐘を聞いてしまいます。
そして見てしまうのです、鐘が鳴ると現れる冥奴様を。

怖いです。冥奴様、怖すぎます。
ボロボロの格好も、真黒いビジュアルもそうですし、
ドアスコープ越しに目が合うところなんて、思わずビクッとなりました。

物語が進んでいくと、もう一人の幼馴染の山神が加わり、行方不明になった勇人の父親を探すという展開になります。
ドアの向こうには冥奴様。

でも父親を探すためには行かなくては…。
「行くな!」「行く!」というやり取りをジリジリしながら読みました。

臨場感が半端じゃないくらいあります。

3巻、4巻と進んでいくと、真相を知っていそうな人物も登場し、徐々に冥奴様の正体が見えてきます。
そして遂に勇人は封鎖された集落にたどり着きます。
勇人は、かつてこの町にいた頃の記憶が、所々抜け落ちており、
この辺りの記憶が今後鍵になってくるのでしょうか。

冥奴様とは一体?なぜ火葬場がない?など読みながらアレコレ推理するのも楽しいですし、
「早く行きたいのに冥奴様が襲ってくる」という勇人のもどかしい気持ちが、
読者に少しずつ真相が明かされる状況と重なり、緊迫したストーリーに入り込んでしまいます。
火葬場のない町に鐘が鳴る時は、怖いのにもっと読みたくなる漫画です。

火葬場のない町に鐘が鳴る時の続きを読む

 

タイトルとURLをコピーしました