永遠の夜に向かって ネタバレ
舞台は夏休み直前の高校
主人公の有田は2-3の担任をもつ高校教師です。
今日は1学期の終業式、外はうだるような猛暑です。
無事終業式も終わり、教室で通知表を配っていたところ
ふと窓の外に視線を写した瞬間
鈍い金属音がして目の前が一瞬にして光につつまれます。
そして次の瞬間、有田の耳に予鈴がはいってきます
いるのは職員室、同僚の教師と話していてふと「あれ?」と思います
この会話聞いた気がする・・・そうこれは数時間前終業式前の職員室での会話と同じ会話だったのです
デジャブは職員室以外にも・・・
職員室での会話以外にも有田の周りではまるで映画のように数時間前と同じシーンが繰り広げられます。例えば学年1番の生徒と話していてその生徒が前日に徹夜で勉強していたこと、合唱部の正宗先生が有田のクラスの加藤という女子が練習を欠席したので心配していること、生徒同士の喧嘩など。そうまるで有田は預言者にでもなったかのような気分です。
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でも全く同じではない!?
数時間前と同じことをただ繰り返しているかと思いきや、なんと大きな違いがありました。
それは生徒の人数が少なくなっていることでした。終業式、体育館はたくさんの生徒でいっぱいだったはずが、なんと半分以下の人数しかいないではないですか。しかもほかの先生にそのことに対して尋ねても「うちの学校の生徒はこれくらいでしょ?」といわれていまいます。もちろん教室にもどってもそれは一緒でした。クラスには空席の机が半分以上あります。しかし空席の生徒のことを他の生徒にきくと「最初からいませんよ?」といわれてしまいます。自分だけが感じるこの違和感、周りがおかしいはずなのに、まるで自分のほうがおかしいみたいな気持ち悪さ。一体何が有田の周りで起こっているというのでしょう!?
永遠の夜に向かって 感想
これは夢か現実か・・・有田はなぜか数時間前にタイムスリップでもしたみたいです。でも普通の物語のタイムスリップと違うのはタイムスリップ前と「生徒の数が違う」という現実的に考えられない大きな違いがあること。そして正宗先生という女教師がなにか知っていそうな雰囲気もありますが・・・はじまったばかりで謎が多い話です。
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