こんにちは♩ミサキです。
今日は草野誼さんの漫画愚者の皮 −チガヤ編−を読んだのでレビューします。
今話題の雑誌「ストーリーな女たち」に掲載された愚者の皮の続編です。
愚者の皮 −チガヤ編−あらすじ
前回、父からの虐待により顔が傷だらけのセキのもとに身売りのような形で嫁いだチガヤ。
醜い自分を受け入れてくれたチガヤをセキは愛しさゆえに束縛しますが、その心の中には嫉妬と共に自分の汚さを責める思いもありセキはある夜泣いていました。
その思いと涙を知ったチガヤは・・・
▶︎まんがを無料で立ち読みお互いを知っていこうと夫婦として少しずつ距離が近づく二人・・・
チガヤは泣きながら語るセキの思いをききセキのことを可哀想に感じました。
そしてセキに親しくなるための時間がほしいとある約束をしました。
「これから私は家を出ず、セキ以外の男性と話しません、そうして1ヵ月すぎたあと私をアナタの思い通りにしてください」と。
それから毎日を過ごすにつれ二人の距離は少しずつ近くなっていきました。
そうしてあっという間に約束の1ヶ月が経とうとしていました。
その日家にチガヤの兄たちがやってきました。
チガヤは男といっても兄たちだからと思い、兄たちを家の中にいれました。
すると兄たちはチガヤの体を求めてきて・・・
セキが家に帰るとそこには兄たちに襲われたあとのチガヤがいました。
するとセキはチガヤの話に聞く耳をもたないまま泣き出し。
「俺を一月待たせておきながら男欲しさに兄たちとヤッたのか!!」と怒りだしました。
そしてチガヤを暗い地下室に閉じ込めました。
セキはチガヤを閉じ込めたことに幸福を感じていました。
もうこれで他の男に奪われることはない、心配する必要がない。
チガヤはセキの優しい一面も知っていたので、いつか目を覚ましてくれることを信じましたがチガヤの思いが届く気配はありません。
そのためチガヤはなんとか自力で脱出しようと試みることにしました。
鍬を天井にある蓋にむかって振り下ろしました。
しかし鍬は蓋まで届かない位置に食い込み、チガヤは宙に浮いた状態に・・・。
チガヤの手が鍬から離れ、体が下に落ちました。
床には鋭利な柵がたくさんありチガヤの体を貫きました。
落ちる瞬間チガヤはセキのことを考えていました。
「私の胸に触れてみたいと子どもみたいに泣くあなたを抱きしめたい」と思ったのに。
それからセキは地下室で血まみれで倒れているチガヤを発見し・・・。
▶︎まんがを無料で立ち読み愚者の皮 ネタバレと感想
たった1ヶ月の約束が生んだ悲しい結末
セキもチガヤも優しい人間でお互いに愛情を持ち始めたというのになんだかすれ違ってしまって悲しい結果となりました。
本当にあの気持ち悪い兄たちめ!しかし地下室に閉じこめられたあとも「私にこんな仕打ちをするなんて!」といったまるでお嬢様のような、誇りをもっていたチガヤはかっこよかったです。
それゆえこの結果は予想していませんでした。
さてこの後、奇跡的にチガヤは一命をとりとめますが大きな後遺症を持つことに・・・
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