今日はナガテユカさんの漫画『ギフト± 第1巻』のレビューを書きたいと思います。
本日4巻が発売されました。
4巻のレビューの前に1巻からおさらいしてみましょう♩
ギフト± 第1巻 あらすじとレビュー②
非合法だが命を差し出しての社会貢献
連続強姦殺人鬼の男の「殺し」ではなく「解体」は美人女子高生鈴原 環によって
どんどん手際よくされていった
肝臓に腎臓、膵臓に脾臓そして心臓・・・
長年の刑務所暮らしのおかげで男の内臓は健康的ないい色をしていた
生きている時は社会のクズだった男はこうして初めて社会に貢献した
ようやく解体をおえると一仕事おわった爽やかな笑顔で環は言った
「命は神様からの贈り物。これも人助けだよ」と
さて高いお金で売買され男の腎臓はさっそく必要な人間に移植された
この事業、もちろん法的に合法か非合法かでいえば非合法である
非合法でも、高いお金を払ってでも需要があるから供給がある世界なのだ
ロッカーに捨てられた赤ん坊、妊娠したい母親
駅のロッカーの中で環は生まれたばかりの赤ちゃんが泣いているのを発見した
話をした警察官は環が母親ではないかと疑っていた
嫌な質問ばかりしてくる警察官を無視して環は考えていた
あの赤ちゃん、肌の色が変だった。もしかして病気?
結局母親はみつからなかった
その後病院に入ったこの赤ちゃんは「先天性胆道閉鎖症」という病気であることが判明する
肝移植をしないと最悪死に至るかもしれない
環の相方であるタカシが駅の防犯カメラを手に入れ二人は母親をチェックしていた
そして・・・大きなカバンを持ちロッカー前にいる若い女を発見
たぶんこの女で間違いない
女の名前は相沢 華南21歳。
16歳のときにも公園のトイレで赤ん坊を出産後遺棄した前科をもっていた
華南は妊娠するとお腹の中の赤ちゃんから生かされているような気分になる
だから妊娠はやめられない
快感のためのセックスではなく妊娠のためのセックス
でも出産すると捨てられるような気分になる
もう自分がいらないといわれているような
華南を捨てるのは男も出産後の子供も同じ
だから捨てられる前に捨てる・・・
さてそんな華南の前に環は現れた
液晶の画面を華南にみせるように手にはスマホをもっている
その画面に映っているのは先日駅のロッカーで捨てた赤ちゃんの写真
なんでこの子がこの写真を!?
もう一方の手で持つスタンガンをバチバチ言わせながら環はいう
「相沢華南さん。あなたを必要な人がいるの」
そして相沢華南の意識は遠ざかった・・・
ギフト± 第1巻 ネタバレと感想②
出産して自分が捨てられたんじゃなくて捨てたのはアンタでしょ!?
出産したあとこそ赤ちゃんには母親が必要です。
だって小さな命、育てるのが母親ってものでしょう!
しかし相沢華南は自分のことばかりで、そのことが全くわからないみたいですね。
まったくもう人間より動物のほうがちゃんと子育てやってるわ・・・
さてふだん自分から首をつっこまない環ちゃんですが今回の件なんだか顔には出さずに怒っているかんじです。
さて、環ちゃんこの母親解体しちゃうの?!