もしアナタのお子さまが医者から突然「一生治らないでしょう」、「長くは生きられません」といわれたらアナタはどうしますか?
私だったらきっと冷静でいられないことでしょう。
「なんでこのコが!」「私が代わってあげたい!!」と思うと思います。
さて今日ご紹介する漫画はそんな難病と戦う子供とその家族の物語です。
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難病が教えてくれたこと 漫画の無料ネタバレ
小児糖尿病の物語「走り続ける」
漫画「難病が教えてくれたこと~あなたの身近にいる闘病者たち~」より
大地くんは生後8ヶ月のころ「小児糖尿病」との診断をうけました
はじめ大地くんのママは体に発疹と微熱が3日つづき病院へいったさい
医師から「突発性発疹」との診断をうけ、それほど心配することではないと
ただ薬をだされたので安心していました
しかしそれから数日後 大地くんは呼吸困難で病院へはこばれました
そこでいわれたのが「糖尿病」
「糖尿病は治る病気」そんな軽いイメージをもっていたママは当初安心していました
しかしその後 医師からきかされたのは
大人の糖尿病と子供の糖尿病の違いについてでした
大人の場合は肥満や食べすぎなどが原因なので運動や食事で回復する見込みはある
しかし子供の場合は・・・
- 毎日のインスリン注射
- 毎日血糖値をはかりその数値により食事や注射量を調整
- 低血糖のときは甘いものをたべさせる
そして告げられたのは「一生治らない病気」であることでした・・・
まず1日2回の注射をママは練習することになり・・・
それから注射針をみただけで泣き出す大地くんに注射を毎日刺す日々がはじまりました
難病が教えてくれたこと 感想
この漫画をよんでいると以前ワイドショーやニュースでさわがれた事件を思い出しました。
糖尿病の子供を救うために藁にもすがる思いで両親が頼った祈祷師。
しかし結果としてその子は祈祷師の判断でインスリンの注射を止められていたので死亡。
これが殺人となるのかならないかでもめました。
私は当初なんで祈祷師なんかにわが子の命を預けるの!という感情をもっていましたが事件を知るにつれ両親がどんなに子供を愛していたのか、糖尿病の苦しみから救ってあげたかったのかがわかってきたのでただただ悲しくなりました。
おそらく一番後悔したのは責めているのは親自身だとおもいましたので。
本当この漫画でもありましたが普通のコでさえ嫌がる注射を毎日2回するのは子供自身のストレスでもあり注射をうつ親自体も苦しいですよね。
ましてや漫画にでてくる大地くんはまだ1歳にもみたない小さな腕。
それでも生きてほしいからママは心を鬼にしてうちつづけます。
そして成長するにつれまた難しい問題が発生していきます。
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