漫画【山羊座の友人】
さすが乙一さん原作です。
昔からZOOとか死にぞこないの青とか乙一さんの書く小説のファンでした。
今回の作品山羊座の友人も乙一さんのもつ独特の世界観にひきこまれっぱなしでした。
クラスでのイジメを黙認していたユウヤ。
そんなある日ユウヤのもとに未来の日付の新聞が届く。
そこに書かれていたのはユウヤのクラスのいじめられっ子若槻がいじめっ子金城を殺しその後自殺したという内容だった。
そしてそれは現実に。しかしユウヤはいじめを黙認していた自分が嫌で若槻を家で匿いはじめる。
⇨漫画【山羊座の友人】無料試し読み
(サイト内の検索で「山羊座の友人」と入力して検索!)
⇨パソコンの方はこちらで読めます♩
漫画『山羊座の友人』ネタバレ
殺人犯ないじめられっ子との逃亡劇の結末とは!?
ユウヤの部屋のベランダの窓では不思議な漂流物がよく飛んでくる。
知らない時代の卒業文集に生き物、そして今日飛んできたのは未来の日付がはいった新聞。
ユウヤはそれらの漂流物があると後ろの席の本庄ノゾミに報告していた。彼女はユウヤの部屋のベランダをエンターテイメント発生装置だとでも思って面白がっている。
しかしその日ユウヤは未来日付の新聞が飛んできたことを報告しなかった。
その新聞にはクラスメイトの若槻が金城を殺したあと捕まり警察内で自殺したというものだった。
若槻は金城にいじめられていた。そしてユウヤはそれをほかのクラスメイトと同じく黙認していた。その新聞の日付は明日明後日のことではなかったのでユウヤは新聞のことをすっかり忘れてしまっていた。
そしてある夜コンビニに買い物にいった帰りユウヤは若槻と偶然会う。
カレの手には血まみれのバッドが握られていた・・・
漫画『山羊座の友人』感想
この若槻くんが現れる光景普通だったら「ヒエッ」と叫びたくなる光景だと思うんですが、暗闇で当初バッドが握られていることはわからず、車が通りすぎる一瞬だけバッドをもった全身のシルエットが現れまた消える。
この書き方は原作、作画両方お上手ですね!
そして血まみれのバッドをひきずって現れます。
そのときユウヤは驚くよりも過去にあった同様の事件を思い出す。
そしてそのバッドさえなければ偶然夜に出会った同級生同士の会話の自然性と不自然性。
そのまま別れた二人でしたが、ユウヤはいじめを放置していたことと新聞の内容を思い出し、まだカレを救えるかと「まてよ」といって振り返る。
この光景も2ページにわたって描かれていてみせ方がいいですね。
この先の展開が気になってしょうがなくなります!
⇨漫画【山羊座の友人】無料試し読み
(サイト内の検索で「山羊座の友人」と入力して検索!)
⇨パソコンの方はこちらで読めます♩