両親の借金の返済のためにレンタル家族会社で働く智也と悠の物語です。
ときには孫にときには子供にと血は繋がっていないけど本物の家族になりきります。
いつか自分の両親が迎えにきてくれると信じて…
レンタル家族~親に売られた子供~のあらすじ!
両親の借金返済のためにレンタル家族会社「スイートホームサービス」で働く悠と智也の兄弟。
本日社長の木田によって二人が1週間働くことになるのはあるおじいさんの家でした。
普通2人がくるとその家族たちは笑顔で出迎えてくれるのがふつうです。
しかしそのおじいさんの場合なぜ悠たちが目の前にいるのかわからない様子です。
というより怒っているような…。
そうじつはおじいさんがまっていたのは実の孫でした。
でも来たのはレンタル家族会社から来た偽物の家族。
おじいさんの頭は怒りでいっぱいになります。
そしてムスコにすぐに電話して「どうゆうつもりだ!」と怒鳴りつけます。
しかしムスコはおじいさんと折り合いが悪く
「あんたには偽物の家族でお似合いだ、遺産だけ残してさっさと死ね」
と言って電話を切ります。
悠と智也はおじいさんの状況をかんじとり居心地の悪さをかんじます。
そのうえおじいさんからも明日でていけといわれとりあえず1晩だけ泊まることになります。
レンタル家族~親に売られた子供~のネタバレ感想
1晩だけの予定だってのですが、「家族なんていらん」というおじいさんの心の寂しさに気付いた二人、結局その後もおじいさんとすごします。
たった数日それなのに本当の孫とおじいさんのような絆が生まれていました。
そして二人の抱える借金について知ったおじいさんは自分が借金の肩代わりをすることを決心しましたが、その後すぐ亡くなってしまいます。
葬式にはもちろん悠たちではなくおじいさんの本物の家族が参列、二人の兄弟はその様子を遠くからみていました。
なんだかもう悠がオトナすぎて智也がかわいすぎて泣けてきました。
でもおじいさん最後本当の孫と過ごす以上に幸せなひと時を過ごしたのではないかなぁと思います。
これがまだ1話で、オムニバス形式でいろんな家庭に兄弟たちがかかわっていくのが面白いです。
現実にもこんな仕事ありそうですね。
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