実写化にもなった「ひだまりが聴こえる」(最近このブログでも紹介)のセカンドストーリー。
その後の太一と航平です。
ひだまりが聴こえるとは?
難聴を抱える大学生航平の前にある日空から降ってきたことにより出会った太一という青年(同じ大学)。
お互いの状況を知った彼らはある契約をする。
それは太一が航平のために講義ノートをとるノートテイカ―に、航平はお礼に太一のお弁当をもってくること。
難聴になってから差別にもあい他人と常に距離をとっていた航平だったが次第に太一のひだまりのような言葉に心が動かされていく。
そしてもともとゲイではない航平だが気づけば太一に恋心を抱くようになりキスして告白、しかし初めから諦めていたことなので固まる太一に「いままでありがとう」といって去っていく。
太一は航平の気持ちには答えられなかったものの航平のそばにいることを決意して結末を迎える。
っていうのが前作まででした。でその後半はというと…
ひだまりが聴こえる―幸福論―のネタバレあらすじ
春休み航平と太一は喧嘩をしてしまいそのまま春休み明けを迎える。
謝ろうと思う太一だったが太一と航平の間に同じく難聴を抱える新入生マヤがはいってくる。
マヤは航平を慕うが太一のことは目の敵状態。
そんなある日太一は大学外で興味があることをみつけ大学を辞める決意をする。
そのとき航平は応援しながらも最後は太一をだきしめ太一がわからない手話であるメッセージを送る。
そのメッセージに太一が気づくのはずっとあとのことそしてそのメッセージに気付いたとき太一もようやく自分の航平への思いに気づく、しかし気づいたものすでに手遅れといった状態で…
ひだまりが聴こえる―幸福論―の感想
最後泣いてしまいました。
ずっと航平のほうが好きってかんじだったのが太一が気づいたときには航平には彼女ができたってことでね。
すれ違いがせつない。新キャラマヤの生意気ぶりもよかったです。
そして最終回後の番外編とかもよかったです。全部で300ページ!
読み応えたっぷりです。
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