過酷な状況に追い込められていくリアル女性を描くストーリーな女たちよりなかのゆみ先生の「地獄の家」を読みました。
ドロドロした話が多いので、濃厚な話が好きな方におすすめです。
心の温度計、続く猛暑、もうひとつの春、自分がわからない、嫉妬の目を収録しています。
1冊で5つの濃厚なストーリーを読めるので読み応えがあります。
地獄の家収録作品「心の温度計」のあらすじは?(ネタバレあり)
5歳年下の23歳の夫とデキ婚した由加という女性が主人公です。
結婚するまでは結婚することに浮かれていた由加。
しかし結婚してから夫があまりにも家事に非協力、しかも妊娠中の由加にも気遣いなしなのに不満がたまっていました。
出産してから由加はますます忙しくなります。
しかしその後も夫は非協力的でおまけに姑から逆に由加が避難されます。
すると由加はしだいに家事も育児もすべて無気力になっていき…
地獄の家の感想
心の温度計の場合は。
結婚をあせっていた由加と結婚や親になる覚悟ができていない夫の間にどんどん溝がしょうじたかんじになりました。
そしておなじみストーリーな女たちに毎回のようにでてくる残念な姑。(たいてい嫁を責めまくる)やってられませんね!
由加にも少しは落ち度はおるかもですが。
しかし最後は由加の病気が発覚して夫を変えることができました。
一応ハッピーエンドかな。
一番の被害者は由加のようでおこちゃまだと思いました。
※リンク先の検索で「地獄の家」と検索してください。無料試し読みもあります。