後遺症ラジオ1~7話 ネタバレと感想・無料試し読み
中山昌亮先生の「後遺症ラジオ」
感想やネタバレ!無料試し読み情報
漫画のあらすじなど紹介!
こんにちは♩
今日の漫画は「後遺症ラジオ」です。
メディア化もした「不安の種」の作者中山先生によるホラー短編集です。
独特の画風と世界観をもった漫画は新鮮感もあり、こわいながらもページをめくる手が止まらなくなっていきます。
普通の日常でときどき不穏な電波が紛れ込む、もしかしたらあなたの近くでも後遺症になるような出来事はいつ起こってもおかしくないかもしれません…。
▶︎まんがを無料で立ち読み後遺症ラジオ 1~3話ネタバレとあらすじ
1話目
「ねえおばあちゃん、どうしても切らなきゃダメ?」
少女は泣きながらおばあちゃんに尋ねます。
それでもおばあちゃんは切っておかないと
連れて行かれるからと少女の髪の毛を切っていきました。おばあちゃんもやったんだから大丈夫だよと・・・。
2話目
メガネの青年とオールバックの青年が
とあるビルの屋上で会話しています。足がすくむような高さ吸い込まれそうな高さ。
メガネの青年はなぜ高所恐怖症があるのかがわかったと言うのです。
それは本能的に知っているから。
落ちたら死ぬなんていう当たり前のことではなく
何かが強く引き落とそうとしているということを・・・
それを聞いたオールバックの男はふとビルの下に視線を向けます。そこには無数の手と謎の顔があるのでした。
3話目
ある夜のでんしゃの中、座席に座り本を読む女性がいます。
本を閉じふと窓の方を見るとそこには坊主姿の顔が映っていました。
これは私?と疑問に思ったと同時に急に髪の毛を
座席の隙間から引っ張られました。どんどん隙間に引き込まれる髪の毛・・・。
「だ、誰か・・・っ!」
窓の方を再びみるとそこには・・・?!
窓に映っていたのは目を見開き口を大きく
歪めて笑っている謎の顔だったのです。
後遺症ラジオ 4~7話ネタバレとあらすじ
4話目
駅の構内で電車を待つショートカットの女性。
ケータイを弄りながらふと視界の隅に
何かが動いたのを見つけそちらを見つめます。視線の先には線路の上に立つ黒い人影。
もうすぐ電車がくるというのに何をしているんだろうと
あせる女性でしたがそこへ電車がやってきます。危ないと思った次の瞬間、電車が停車し何事もなかったかのように
人々が電車に乗り込んでいきました。ところがドアの中には先程の黒い人影が頭と手だけ突き出しています。
それは女性にしか見えていないようで
女性はその電車に乗ることなく電車は走り去っていきました。列車のドアが閉じる直前、黒い人影は手をのばし乗客の1人の足をつかみ
黒い人影の中から得体の知れない何かが覗いていたのが見えました。女性は考えます・・・あの乗客はどうなってしまうのだろう。
5話目
1話で髪を切っていた少女は坊主になりました。
これで大丈夫だから次は◯◯歳と◯◯歳にきるだけだから。
おばあちゃんがあの時なん歳と言っていたのか思い出せないまま
大人になった少女・・・それが3話目の女性だったのです。6話目
タバコを買うために田舎の夜道を行く男性。
外は街灯もなく真っ暗でまさに鼻をつままれてもわからない闇でした。
電気のない時代はこうだったんだろうなあと考えながら
男はタバコに火をつけます。ライターの明かりに照らされて現れたのは
不気味な笑みを浮かべる顔でした。7話目
あるアパートの一室。
湯船に浸かり女性がゆっくりとくつろいでいると
急に浴槽の奥から髪を掴まれ女性は湯船に沈んでしまいました。「あっ?!」敬太は元カノである千冬を街で見つけ
思わず声を上げ千冬の後を追いかけ声をかけたのです。喫茶店に入った千冬と敬太。
千冬はなぜか坊主あたまになっており
気にはなるものの敬太は切り出せずにいました。すると千冬は敬太の思っていることを
ズバリと言い当て真相を語ったのです。敬太と付き合っている時、お風呂場で倒れた千冬を
敬太が見つけたことがありました。それからというもの敬太がいなくなるとそれは必ず現れるのです。
誰もいないはずの背後から髪を引っ張る何かが・・・。
そしてそれが原因で髪を切り続け今では坊主になったというのでした。
敬太がそんな話はでたらめだと俯いていた顔を上げると
千冬の顔は何かに引っ張られているかのように
後ろへと引き伸ばされ変形していました。だからこれ敬太に還す・・・と千冬は告げ
すっきりしたとにこやかに帰っていったのでした。その日、彼女のアパートで手料理を作ってもらっていると
急に彼女の悲鳴が聞こえました。何事かと彼女に聞いてみると後ろ髪を引っ張られたというのです。
敬太の仕業だとおもった彼女は敬太を部屋から追い出し
仕方なく帰ろうとしていた敬太の背後から彼女の悲鳴が響くのでした。1話1話が徐々に繋がりを見せ謎が明らかに・・・?
後遺症ラジオ 感想と無料試し読み
ホラー好きで得意かと思いましたが、これ結構こ、怖いですね…
なんか今時のグロシーンが多い意味での怖いホラーじゃなくて
もっと古典的なゾッとするコワさがあります。
それは怖いというより訳のわからない不気味さでしょうか。
それもこれも実現できるのは、中山先生の画力があってこそです。
短編1作品づつなんで、終わりかと思ったら中にはしばらく繋がっている作品もあるのが、また飽きさせません。
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