漫画『さぁ、ラブの時間です!』
金融庁のキャリア官僚・酒盛はじめ。順調に出世街道を驀進し、28歳で課長補佐まで登り詰めた彼には、1つ足りないスキルがあった。それは“女の扱い”というスキル―――――!女性ファッション誌の取材で、小川瑞木という女性と出会ったその日、2人は自分たちが住むマンションで鉢合わせ、妙な成り行きから酒盛は、瑞木から恋愛指南を受けることになったのだが……。話題沸騰! オンナが仕掛ける「ネオセンス」ラブコメ!!
以下ネタバレ含みますのでご注意ください!
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漫画『さぁ、ラブの時間です!』ネタバレ 実験開始
明晰というレベルをはるかに超えるIQ180という恐るべき頭脳を持ち、そして堅実そうなグッドルッキング。
28歳という年齢にして課長補佐という役付きのエリート官僚である酒盛はじめ。
外面的には完璧な酒盛、しかし実はある分野に置いては全くの無知。無知であるが特に不自由に思ったことはないため、気にはしていない。
優秀だからこそ死ぬまでその頭脳を働かせる事が自分の役目という、達観した将来像しかない酒盛に上司が与えた任務は、女性ファッション誌の取材を受けること。
取材中、その年齢にありがちな質問に意識なく持論を展開し、インタビュアーの心にぶすりと針をさし散々な印象を与えてしまう。しかし酒盛本人には全く悪気はない。
一方、そのインタビューをした小川瑞木は、酒盛の言う「婚期」に当てはまらない26歳の物書きを夢見る修行中のフリーライター。
空気を読まないばかりかセクハラにとられかねない酒盛の言葉をイラっと思い返しつつ、別世界の人間だと割り切ったその日の夜、なんと同じマンションの住人として二人は再会する。
再会しても印象が良くなるばかりか、逆に根拠がないくせに自信満々でえらそぶる酒盛の態度を腹立たしく思う瑞木。
一晩経ってもナイーブな心に傷を受けた瑞木の怒りは失せない。
もう一度会って、あの堅物がどんな人間か見抜いて隙あらば鼻を明かしてやろうと、勢いのまま酒盛の部屋に乗り込み突拍子もない行動をとったことで酒盛の弱点を知ることになる。
酒盛はじめは童貞だった。
酒盛自身は全く気にしていないが、瑞木にとってはかなり分のある事実。
なんに対しての勝ちかはわからないがとにかく勝ちを意識した瑞木は、更に酒盛の能面ズラを崩したいという若干Sっ気な思いから酒盛にある提案をする。
『嫁候補が現れるまで、女の子との接し方を伝授してあげる』
瑞木の提案に一度は呆れた酒盛、でもその言い様に少しばかり危機感を持つ。
このままでは自分の遺伝子を残すどころか結婚すらできないことを鑑みて、瑞木に指導してもらう事に。
まんまと自分の思惑に乗せることができ、堅物官僚を手玉にとれると喜ぶ瑞木だったが、表向きの態度とは真逆といっていいほどの初心な酒盛の様子を見るごとになんだかんだ調子が狂ってしまう。
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漫画『さぁ、ラブの時間です!』感想
表紙と中表紙を見て、んん?M気男子なのか?となったのですが、読んでみたら違いました。SでもMでもありません。まだわかりません。だって童貞ですから。
他人とのコミニュケーションに難のあるいわゆる残念イケメン酒盛と、一般女子というには変に振り切っているところのある瑞木。
上から目線での態度に腹を立て凡庸な事に落ち込むっていうのは分かります。それ程の頭脳の持ち主とは思考範囲が被らず理解しがたいものがあったりするのかもしれないですが、しかしその後の瑞木の行動には「どうしてそうなる!?」って突っ込みを入れたくなりました。とにかく面白い組み合わせだなーと思います。
萌えどころ、というのもちゃんとあります。なんせかわいいんです。誰ってもちろん酒盛がです。これこそギャップ萌えというものでしょうか。純朴すぎて庇護欲プラス多少の嗜虐性もそりゃわいてきちゃうよね?(だからあの緊縛…)っていう話です。
いきなり「ベルトはずせば?」なんて言う瑞木から「IQ180の男」酒盛は一体どんなことを学ぶんでしょうね?続きに期待です。
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