死後の世界、天国や地獄に行く前に市役所ならぬ死役所でまずは生前のこと、死ぬときの様子などを提出する部門があってとしたら、そこの職員のモットーはお客様は仏さまです。
まさにその通りのシュールさが面白いです!!
死役所あらすじ
ある日1人の少年が家のベランダから飛び降り自殺しました。
少年はその後目をさまし幽霊になってさまよう、三途の川にいる花畑にいるでもなく市役所いや死役所にいました。
そこで少年はシ村という職員に自殺課に案内されます。そこで少年の前にさしだされたのは自殺申請書という申請書!?
死役所ネタバレ
死んだあとに死役所に自分の死ぬときの様子についてかかないとだめになっているようです。
しかも結構細かくね…
少年は自殺の理由に「いじめ」とだけかきますが、どんないじめをうけてきたかの細かい内容までかかないとだめみたいです。
正直思い出すだけで苦痛ですね。
そのあとは遺書があるかなんかも書かないとだめなんです。
少年の場合遺書残してなかったのですが少年としては日記にいじめの内容かいてきたし、自分が死んだってだけでいじめっ子はダメージうけるはずと思っていましたが、しかしシ村にいじめっ子はいじめの自覚がない、日記に家族のことも書いていた場合はそれを家族によって闇に葬り去られる可能性が高いときいて、自分の自殺に意味はなかったのだと絶望します。
そして用紙の記入を放棄します。
その後うなだれたところになんといじめっ子主犯のうしおという少年が現れます。
じつはうしおは少年の義父によって殺されたのでした。
生前義父とあまり会話ができた記憶がなかった少年はいまになって義父が自分を愛してくれていたことを知ります。
お礼がいいたい、ごめんなさいといいたい、もっと話したかった…
でも死んだ少年にはそれはもう叶わないのです。
死役所ネタバレ感想
いい漫画です。
1話1話完結系なんで読みやすいです。
そして職員のシ村さんいいキャラしてます。
「お客様は仏さまですから」とセリフが印象的です。
まさにその通りだからシュールです。
内容も本当市役所の書類をかいているときと似た感覚があるのがいいですね。
「具体的に記入しないと通りにくい」とか「ここはこれでいいです」となんだかんだで役所ルール的なものがあるところとか、アイデアが面白い作品です。
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