今日はナガテユカさんの漫画『ギフト± 第2巻』のレビューを書きたいと思います。
生きている価値のない人間を臓器移植のために解体することで最期の社会貢献とする解体屋がいる。
なんとそのスゴ腕解体屋の正体はなんと美人女子高生の鈴原環!
さて1人の命で救われるたくさんの命だが果たしてこの行為は善か悪か・・・
そんな非合法な方法で命を扱う話題の漫画ギフト±第2巻のあらすじと感想です。
ギフト± 第2巻 あらすじとレビュー②(ネタバレ含みます)
亜衣の本性とリュウという男
環は佐藤若菜の葬式にきていた
環は遺影の前に立つと
「ふーん、これがお葬式なんだ。こうやって残された死体をまつりあげることで死亡を再確認してあきらめをつけるんだ」と言ってすたすたとでていった
その後佐藤若菜の親族達が怒ったのはいうまでもない
会場をでたあとで環は亜衣に葬式に出席したのかメッセージを送った
それを見た亜衣は男とセックスしながら「あはは」と大爆笑
亜衣からすれば若菜はブスでうざい存在だった
そして亜衣がセッ●している相手は先日環にバイトを紹介した際に一緒にいた男
その男の名前は「リュウ」
その実態は中国系で臓器売買の密輸をしている
先日闇医者の林のもとにも中国人のボスを連れてきていた
国際的な臓器移植のビジネスパートナーとしてボスが林と会いたがったからだ
しかし林はその話を断った
その直後リュウの片目の眼球はボスにえぐりとられ・・・
元警察官であり現在林の依頼人である阿藤という男
林から環さがしを依頼されている阿藤は
英医院にきていた
院長死亡後の英医院は廃れてしまい
現在はまるで幽霊でもでそうな廃病院と化している
なぜだろう・・・ここにいると5年前に自分が警察を辞める
キッカケとなった事件を思い出す
今から5年前
ある高級マンションの一室で日高 孝太郎という男の変死体が発見された
ホストだった日高は小学生から高校生の年齢を対象にした幼児売春の副業をしていた
その副業では政治家や医者などの金持ちの上客が大勢いたという
結局死因は自殺として終わったはずだった
しかしその直後、この事件を追っていたフリーライターの男が水死体として発見される
その男の臓器はすべて抜かれていた・・・
英医院をでたあと阿藤は林をたずねた
そして林に銃をむけ・・・
ギフト± 第2巻 ネタバレと感想②
国境を越えた臓器売買の恐ろしさ
さて少しずつ佐藤若菜の事件の全貌が明らかになってきましたね。
なんと中国を経由する国際的な臓器売買でした。
でもこれは亜衣と出会ったせいだろうな・・・亜衣は思ったとおりの子ですね。
にしても中国もかかわった今回の臓器売買事件とは本当にありそうで怖いですね。
特に何が怖かったって中国人のボス(老人)がリュウの目玉くりぬくシーンが個人的に一瞬の出来事なのに超痛々しくて怖かったです。
人の眼球って片手であんな簡単にくりだせるもんなの!?
そして林先生いろんな意味でピンチ!断る言葉も辛らつでした。
あそこで殺されてもおかしくなかったと思います。
そして今度はなぜか金をはらっているのに阿藤さんに殺されそうですし・・・
さて林先生の命の行方はいかに!?