増え続ける中年ニート、悪いのは本人でしょうか、家族でしょうか、それとも社会?
20年近く引きこもる身内に怒り心頭の物語です。
おヒキコモリさま(身内が憎くてたまらないシリーズ)のあらすじ(ネタバレあり)
茜の姉冬美は44歳にもなって家でニートをしています。
こんな生活がもう20年以上。
すでに結婚して家を出た茜は、この姉がいるせいで両親や弟の不安や負担がこれからさらに増えることを懸念していました。
しかも姉のせいで弟は以前、結婚がダメになったことがあるので、弟は結婚をあきらめるように・・・
なんで姉のせいで家族が犠牲にならなくてはいけないの?
おヒキコモリさまのネタバレ結末と感想
姉はなにもしないのに両親に甘やかされてわがままでした。
しかし母親が事故にあったり、父親がガンになったりして状況は悪くなります。
亡くなる直前まで父親は姉の心配ばかりしていました。
父の葬儀の場でさえ、自分のことばかりの姉に、いままで大人しかった弟の心に怒りがこみあげ最後には冬美の背後に包丁をもってたつという悲劇的な終わり方でした。
どこかでこの家族が再生できるタイミングはほかになかったのかと思ってしまいます。
しかしこの漫画、現実でも実際あるようなリアリティがあって引き込まれました。
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