黒澤R先生という漫画家さん好きなんですけど、知ってます?
復讐の未亡人とかきいたことないでしょうか。
絵がまず美しいです。
そして話も深くて・・・。
この「先生ごめんなさい」もファンタジックかと思ったら案外深くていいです。
先生ごめんなさいのあらすじをネタバレ!
あらすじとしては田舎にある一家が引っ越してきます。
嫁と旦那と旦那の夫。
この旦那の夫はちょっと精神に病をかかえているようで時々少年のようになったり青年のようになったりします。
年齢はもう50代と思われます。
元教師で小学校の教員だったみたいですが、っ教員時代にある生徒に対してトラウマでももっているみたいで、卒業アルバムを開いてその生徒の顔をみたとたんフラッシュバックのようなことでも起こるのかパニックを起こします。
そんな義父を嫁のゆずはやさしく受け止めます。
さてただの家族のドラマかと思うとじつはちょっとそこにひとひねりくわえられます。
この家にはなぜかすでに入居者が。
なんと小学生男子蛍。
蛍はここは自分の家だといってきかず、家族もいないということでしばらく奇妙な同居生活がはじまることになり・・・
ずっと謎の少年蛍でしたが6話では蛍の過去があきらかになりました。
それは外で遊んでいたときにはじめての友達黒川くんに再会したことでした。
黒川君は「学校楽しいから来いよ」と蛍を励ましますが、蛍にはにがい過去がありました。
黒川くんは昔、少年サッカーに人数が足りないからどうだと引っ越してきたばかりの蛍を誘ってくれました。
そしてチームにはいり、黒川くんとさらに仲良くなった蛍。
しかしある日もともとサッカーがうまかった蛍は先輩たちから嫉妬の対象になりもともと勧誘した黒川くんを先輩は殴りました。
それを見た蛍は先輩たちに怒りがさして噛みついてしまい、その事件がもとで二人はサッカーチームをぬけ、蛍は学校にいかなくなり二人は疎遠になってしまいました。
蛍の気持ちもわからんでもないんです。
というか蛍はただ黒川くんを助けたかっただけなんだけど、もともと蛍の母親が遊び人で評判よくなかったからなおさら。
蛍の心情「なんで?」というのがささります。
なにをやっても結局自分が悪くなってしまう結果は子供じゃなくても辛いですよね。
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