落合尚之先生が創るドストエフスキーの小説を題材にした現代日本版「罪と罰」
世の中にとっての害虫をみつけた男は内に秘めた計画を実行する・・・
ネタバレを読む前に、『罪と罰』は1巻が無料で読めるので、先に本編を読んでみるのもオススメですよ。
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漫画「罪と罰」第1話 前半のネタバレ
ある男の元に荷物が届いた。
その男の部屋の中はとても人がはいれる雰囲気ではない
部屋の中はごみで散乱している
男の名は裁 弥勒(たち みろく)大学生
大学にもアルバイトにもいかなくなってもう4ヶ月になる
現在恥ずかしながら姉からの仕送りのみで生活している
荷物を発送してきたのは弥勒の姉だった
手紙には大事な話があるから電話がほしいとのこと
そういえば携帯の電源きれていることに気づかなかった
ただ充電器もこのゴミ部屋のどこにいったやら・・・
とりあえず外の公衆電話からかけることにする
姉は電話にでるとそうそうに、何をやってる?!ずっと音信不通で心配する、たまには母さんに声でも・・・といった調子でやかましい
こんなことのために電話をしたのではない
「大事な話ってなに」
それからきかされたのは姉の結婚話だった
この前から少しはなしはきいていたけど弥勒はその話、その相手に乗り気ではなかった
しかしすでに結納もすませたらしい
もうすべて事後である、ただ弥勒は認めたくなかった
そのまま弥勒は「おめでとう」の一言もいわずに電話を切る
故郷から上京するときも弥勒に
「お金のことは心配しなくてもいい、思ったとおりに生きていい」といってくれた姉
それなのに現在学校にもいかずニートのような生活の弥勒は姉に申し訳なくて、自分のせいで姉が犠牲になっているようでやるせなかった・・・
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漫画「罪と罰」第1話 感想
ストーリーとしてはゆっくり目かもしれません。
とくに1巻は・・・でもあとで話が進むにつれ1巻のコレはこの伏線だったのか!とも思える作品。
主人公はこれまた現代の若者らしい主人公です。
最近現代社会を反映したニートを題材にしたマンガもたくさん増えてきたなぁと思います。
だいたいが笑える系か暗い系に分かれるとおもいますが、このマンガは圧倒的に後者ですね。この主人公なかなか内面にドロドロしたモノを秘めているみたいです。
では始まったばかりの物語、とりあえず後半に続きます。
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