幽麗塔 ネタバレ感想①

幽麗塔のネタバレ 幽麗塔

こんにちは。まんが王国で幽麗塔という漫画を見つけたので読んでみました。

表紙は不吉な雰囲気の時計塔の前に立っている女性です。

これは明らかにいわくつきの時計塔の幽霊漫画だと思いました。

題名にもろ「ゆうれい」って入っていますし。

しかし、読んでみたら全然違いました。いや、全然違うことはないかも笑。

いわくつきの時計塔に隠された莫大な財宝を手に入れるために奮闘する推理漫画です。若干ホラーとグロテスクが入り乱れています。

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『幽麗塔』1巻感想・あらすじ【ホラーと見せかけたサスペンスの幕開け】

主人公は天野太一。ニートでチキンな変態です。

準主人公というかほぼもう一人の主人公は沢村鉄雄。容姿端麗かつ賢い。さらに金持ちっぽい。素性は謎に包まれています。

久しぶりに外出した太一は偶然昔のクラスのマドンナ花園さんに出会います。

恋心が沸き上がりかけた矢先、いじめっ子で金持ちの三村と結婚することが明らかになり心を折られる太一。

告白する前に振られるパターンですね。どんまい。

悔しさから金持ちになり結婚することになったと嘘をつきます。

もちろん三村はからかうように追求し始めますが、そこに鉄雄が現れ話を合わせ助けてくれます。

見ず知らずに人にかばわれた、みっともない嘘だと気づかれたことに涙する太一。
ちょっとなさけないです。

鉄雄に連れていかれたのは噂の幽霊屋敷。
鉄雄が帰った後、興味本位で中を一人探索します。

案の定、恐ろしい幽霊に後ろから襲われ殺されかけます。
それも幽霊屋敷と呼ばれるようになった事件と同じ方法で。

死にそうなところをまたもや鉄雄に助けられます。かっこいい。

そして、鉄雄が打ち明けます。時計塔は何十億の財産が眠っている金庫だと。

太一は鉄雄と組んでお宝をゲットすることになります。

鉄雄が太一をアパートに送っていくとアパートが燃えています。

座り込む太一、意味ありげにライターの火をつけタバコを吸う鉄雄。

いきなり鉄雄に裏があることを示してきました。

鉄雄の家に厄介になることになった太一ですが、ここから日常が一気に崩れ去る出来事の連続です。

1巻から飛ばしてきたなーと思いました。展開が若干早いよ。

サスペンス漫画ですが、コンプレックスの克服と人間の成長がテーマになっているように感じました。
また、作者さんの画力が高いので怖いシーンの描写を読むとぞっとします。

ホラーとサスペンスが好きな人はぜひ読んでみてください。

▶︎幽霊塔②へ続く♩

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