失恋日記 ネタバレ １巻１話 漫画のあらすじ
少女漫画 失恋日記のあらすじです。
ネタバレもあるので注意！
失恋日記は柏木ハルコ先生の人気の漫画です。
失恋日記-概要
彼への愛情をコントロールできなくて、愛する人と別れる覚悟を決めた女性。この薬を飲んだらもうお別れ、でも最期にもう一度…柏木ハルコ先生の恋愛短編集です。今回は「別れる」からあらすじと感想を書きますが、ほか「DIARY」や「夫の片思い」など全6作品を収録しています。
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好きだったらお互い100パーセント理解できるはず。
そんな甘えが主人公の猪狩と吉井くんの
2人のズレを生んだところから物話は始まります。猪狩は1日に50回の電話、メール、彼の家への不法侵入未遂など
ストーカーとも取れるような
一方的な想いをぶつけてしまう日々を送っていました。気休めを言えるタイプではない吉井くんは
泣き続ける猪狩をみてうんざりとした表情を浮かべるだけ。その顔を見て猪狩は次の日
顔の形が変わるほどまた泣き続けます。そんな日々に終止符を打つために猪狩は
ストーカー対策の為に開発された
「過剰な恋愛感情を抑制する」薬を飲む事を決めます。「薬を飲んだらもう二度と吉井くんの前には現れない。
ただその前に一度だけ会いたい。」そのメールを見た吉井くんは猪狩の家へと赴きます。
「これが例の薬・・・飲むから最後に一回だけ抱いて。」
猪狩のこの言葉に話が違う、変な病気でも
移そうとしてんのかと吉井くんは冷たく突き放します。そんな彼の態度に涙を堪えつつ猪狩は目の前で
薬を飲んでみせ強気にこう返します。「効き目が出るまで２．３時間。嫌ならいいよ。」
吉井くんは暫く険しい顔をしていましたが
横たわる猪狩にキスをしながら服を脱がし始めます。少しずつ進んでいく情事・・・。
唇や指先、肌の感覚・・・やっぱり好きだ
別れたくないと泣き出す猪狩に
吉井くんも泣きながらそれは無理だと答えます。「それならキスもしてくれなくていい、抱いてくれなくてもいい。
笑ってくれるだけでいい。たまにしか見せてくれなかったけど
あんたが笑ってくれると物凄く嬉しかったんだ。」だからお願いと懇願する言葉を遮るように
吉井くんは荒々しく猪狩を抱き続けるのでしたそして次の日――。
「燃えないゴミ持って！時間大丈夫なの？」
そんな何事も無かったかのように接してくる猪狩に
吉井くんは戸惑いながら
薬の効果は大丈夫なのかと問いかけます。言われるまで気づかなかったかのような素振りをみせる猪狩。
なんか憑き物が落ちたみたいと答えると
吉井くんは複雑な表情を浮かべながら
また連絡すると返します。そんな吉井くんに猪狩は穏やかに
明るい笑顔を浮かべながら言うのです。「この薬って相手を嫌いになるとか
そういうのかと思ってたけど意外とそうでもないんだね。でも何て言うか・・・このまま一生
別々の道を歩むことになってもアンタの幸せを願ってるよ」それじゃまたねと背を向ける猪狩に
お前には叶わねえよと小さく手を振る吉井くん。そして2人はそれぞれの道へと歩いていくのでした。
失恋日記-感想
ストーカー体質の女性。
でも彼への思いは止められない。
男性からすればゾッとしてしまいますよね、電話の異常回数や不法侵入未遂などなど前科多し。
女性だって男性からこんなことされればドン引きだと思います。
愛情をコントロールできる薬、現実にあれば面白いですよね。
夫婦間とかでもつかえそう。
抑制するタイプもあれば、愛情アップみたいなのもあれば…
いやそれやっちゃったらなんか違うかも？
最期に泣きながら抱かれるシーンは哀しいというより切ない
お互い好きなのにね。
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