漫画【ギフト±(ギフトプラスマイナス)】
こんにちは、ついにギフト±の4巻が発売されました。
前回死にそうになっていた隠れら主要脇役の探偵さんはどうなったのか?
リュウさんはどうなったんでしょうか。加藤の正体は?
気になる4巻のネタバレとレビューです♩
漫画『ギフト± 』ネタバレ 4巻32-35話
加藤は探偵さんの彼女に電話します。
単刀直入に、共犯の疑いを持って。
しかし、彼女は探偵さんの言葉を思い出し、覚悟を決めて言います。
「私、あの人と男女の関係はありません!」
そして、電話を切って泣き崩れました。
この漫画は成就しないというテーマを持っているのでしょうか。
大切な思いはいつも、誰にも届きません。
場面は変わって病院、環が心臓の検査をしてもらいます。
以上はなく、どうやら精神の問題だということ。
ちなみにタカシ関係の会社の病院です。さすがお金持ちですね。
そして帰り際に車いすに乗った男の子に出会います。
「ライオンにはどこに行けば会えますか?」
どうやらその子は心臓に異常があるようです。そしてドナー待ち。
一方そのころ彼女さんは髪を切っていました。
「望み通り死んでやるよ。あたしの体はあんたの魂にくれてやる。」
女としての自分を殺したみたいです。そして、正義のヒーローになったんです。
院長室で夜を共にするタカシと環を見た女医さん。
女医さんは言います。環は恋している。でも、あなたじゃない。
環は男の子の病室で一緒にライオンの映像を見ていました。
「このシカ、ケツからライオンに内臓食われて堂々としているよ。僕も、ライオンが目の前に来れば堂々と死ねるのになぁ。」
自分に移植される臓器を待つごとに、他人の死を願う。それを嫌がる男の子。
10歳の彼は誰よりも周りのことを考えていました。
環を襲った男を解体する際、環は浮かない顔をしてタカシに心配されます。
環は自分の気持ちに気が付きました。あの男の子に心臓をあげたい。
死ぬ間際、男は命乞いをしながら叫びます。髪の長い男にあんたをさらうように頼まれたんだ!すかさずスタンガンを当てるタカシ。「惑わされるな。」
そして次は環の懇願。この鯨の心臓、10歳の男の子にあげたい。
しかしタカシは言います。適合しない。それに、10歳の鯨は存在できないんだ。
場面は変わり、一緒に環をさらった男が殺されていました。
「その鯨は俺からの贈り物。そして君たちへの宣戦布告だ。」
影になっていますが、リュウさんです。すごいラスボス感出てる。
場面はまた変わり、環の解体シーンです。なんか久しぶりですね。
命をありがとう。お決まりのセリフです。
直接誰かを助けることはできなくても、間接的に助けることはできます。
方法は正しくないと思うけど、その気持ちは間違っていないと信じたいです。
タカシは、環の解体の腕を改めて感じます。
そして、僕から環を奪うなら林先生でも容赦はしないと心の中でつぶやきました。
やっぱりタカシ嫌いです。独占する感じが女々しいし病んでいる。
男の子の病室に行く環。しかし男の子はいませんでした。
話を聞くと自らドナーになったとのこと。生きた証を残したんです。
場面は変わり、林先生。タカシからも探偵さんからも連絡が来ないことに焦りを覚えます。
物語がいい感じに動きました。リュウさんかっこいいですね。