落合尚之先生が創るドストエフスキーの小説を題材にした現代日本版「罪と罰」
世の中にとっての害虫をみつけた男は内に秘めた計画を実行する・・・
ネタバレを読む前に、『罪と罰』は1巻が無料で読めるので、先に本編を読んでみるのもオススメですよ。
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漫画「罪と罰」第1話 後半のネタバレ
姉との電話のあと
弥勒は公園のベンチで気づけば寝てしまい怖い夢をみていた
夢の中では一匹の老いた荷馬が飼い主から叩かれていた
それを見ていた幼い男の子が飼い主を止めようとする
ただ男の子の父親らしき人物に止められる
それからさらに数人が加わり全員で馬を棒でたたきまくる
馬はそのまま死んでしまったようだ
男の子は亡くなった馬のもとにかけより
父親に「なんで、どうして?!」と問う
父親は「お前が気にすることはない、家に帰ろう」といった
ただ見上げたその顔は父親の顔ではなかった
そこでハッと目が覚めた
だいぶうなされていたようだ
正直夢でよかった
弥勒はあの父親ではなかった男の顔を知っている
夢の中での血のにおいも馬にかけより触れた血のぬめりもあまりにリアルだった
もしコレが現実だったら耐えられただろうか?
「馬が馬でなかったら・・・」
そのとき弥勒の中である思いがフツフツと湧いてきた
「血に塗れた手で 俺の未来を 殺して奪いとる」
コレは計画だ・・・
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漫画「罪と罰」第1話 後半の感想
漫画『罪と罰』前編は主人公の説明みたいな感じでしたが、なんだか後半は意味不明な不気味さというか気持ち悪さというか・・・
この弥勒のみた夢は弥勒の脳内を表したものなのか、はたまた前世でも表したものなのか。
夢の中で父親の姿をしていたけど父親ではない人物は弥勒の知っている人みたいですね。
なんかその人物と弥勒の間にはいい思い出がなさそうな感じ。
予想では弥勒が気に入らない姉の結婚相手、はたまた学生時代に弥勒をいじめていた同級生とか先輩とか・・・?
人は嫌だった思い出は自分が思っている以上に記憶に強くのこるものです。
いじめている側よりいじめられている側のほうが覚えているっていいますもんね。
弥勒の過去についてはまだよくわかりませんが。
最後のモノローグからして過去に嫌な思い出いっぱいもってそうです。ちょっと気になるのは「血に塗れた」。
コレは過去に人を殺した経験でもあるようなセリフ・・・怖い。さて次回は計画がはじまるきっかけについてです
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