黒燿のシークは愛を囁く 15巻のあらすじとネタバレ

黒燿のシークは愛を囁くのネタバレ 少女漫画

黒燿のシークは愛を囁くのあらすじのあらすじです。
ネタバレもあるので注意!

黒燿のシークは愛を囁くは神月凛先生の人気の漫画です。

黒燿のシークは愛を囁く-概要

運命の恋に憧れるリグニス王国の王女ルチアに政略結婚の話が舞い込む。お相手は、砂漠の国ワルドザハラ国王、シーク・アファルサード。豪華な宮殿での結婚式、ルチアは美麗なアファルサードに一目惚れ★しかし、アファルサードは傲慢で意地悪な性格だった!夜ごと、身体を求められるルチア。愛なき誘惑に抗うルチアだったが甘く強引なキスに体が熱くなり――!?

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黒燿のシークは愛を囁く ネタバレ(15巻43話)

ケルシュの血を引くシークとワルドザハラに積年の想いがあるケルシュ王子のシャムス。

2人の一騎打ちは苛烈を極めます。

しかしそれを遮る急報が入ります。

ダイラのヤラカーナが逃げ出したのです。

ですがその事を予測していたシークはラシードとサハル王女に見張りを任せており暫くすると捕えたと言う知らせが届きます。

ヤラカーナの密書によるとダイラはケルシュに戦争を仕掛けるつもりだと言うのです。

民たちの間に混乱が広がりいっそのことワルドザハラに頼るか?という意見も出始めます。

それを遮るように現れたのはアサドでした。

「ワルドザハラに尾を振るなど言語道断!」

シークに近づくと隠し持っていたナイフで襲い掛かったのです。

いち早く気が付いたルチアがシークの身代わりに身を投げ出しますが更に王子が間に入ります。

かすり傷だけで大事には至りませんでしたが王子に傷をつけてしまったことを悔いるアサド。

「妹の無念を晴らすにはこれしか・・・」

嘆くアサドにルチアが今知った真実を継げます。

彼女が持っていたのはミーサーク(ケルシュの額当て)、それは母から譲り受けた物でした。

ミーサークの刺繍模様は代々家に伝わるもの。その柄はアサドと同じ鳥模様が描かれていたのです。

つまりシークの母こそがアサドの妹だったのです。

”ワルドザハラの人達と仲良く出来ることが私の夢なの”

妹の夢が叶っていたことを知ったアサドに恨みの念はもうありませんでした。

程なくしてヤラカーナを捕えたサハルが戻ってきます。

「今のうちにダイラに送り届けなければ集落は焼き尽くされる」

そんな脅し文句を言ってきますがシークは先に手を打っていました。

今回の事をダイラ王に全て報告し指示を仰いでいたのです。

丁度、王からの交渉成立の返答が帰ってきてヤラカーナは身分の一切を剥奪されたのでした。

行き場を失ったケルシュにシークは商いをしないか?と提案します。

彼らが育て上げる綿花や染色技術は他に類を見ないもので充分に勝ちのあるものでした。

商いの対価の一部として土地を貸し出しそこに住まわせると言うのです。

自治はケルシュで行いワルドザハラの民では無いと言う扱い。

シャムスはその申し出を受けることを決め、一件落着するのでした。

黒燿のシークは愛を囁く ネタバレ(15巻44話)

3カ月がたったころ、準備を終えたケルシュがシークの元を訪れます。

貸でも借りでもなく対等な関係として調印を交わす為です。

それは過去に争っていた事実は変わらなくとも争いあう関係は終わりを告げ、新たな歴史の始まりでした。

宴が始まり2人が友好を深めている時、今朝から体の調子が良く無かったルチアは外の空気を吸いに出ます。

その様子を見ていたマイヤが何かに来た着いたようですぐさま医者に見せるように言います。

騒ぎを聞きつけたシークも駆け付けます。

「ルチアが懐妊-」

黒燿のシークは愛を囁く ネタバレ(15巻最終話)

ルチアの妊娠が分かり国はお祝いモードになります。

御ふれを出していないにも民や商人たちが駆け付けてきたのです。

王宮内も国外からも沢山の祝いが届けられ皆に期待されているのだと分かります。

ですがその期待はルチアに重圧としてのしかかるのでした。

唯一の心のよりどころであるシークも生まれてくる赤子が楽しみであれやこれやと騒ぎ更には「子を産むことこそがルチアの役割だ」と言ったことで我慢の限界に達します。

「もう私のことはほうっておいてくださいませ!!」

少し落ち着かせようと部屋を後にするシークでしたがその隙にルチアは姿を消します。

慌てて捜索隊を出すシークでしたがロイアスが来たことで居所が分かります。

ルチアの元へ向かう途中、彼女がしばらく王宮から離れたいと言っていたこと、普通の女性として悩みを聞いてくれる話相手が欲しかったことなどを知ったシークは帰りに寄り道をします。

「妻と夫としてゆっくりと話をしたいと思ってな」

夫の優しさを再認識できたことを喜ぶルチア。

「守っていく。ルチアも子供もこの国も大切なものすべての愛するものを」

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