今日はナガテユカさんの漫画『ギフト± 第4巻』のレビューを書きたいと思います。
生きている価値のない人間を臓器移植のために解体することで最期の社会貢献とする解体屋がいる。
なんとそのスゴ腕解体屋の正体はなんと美人女子高生の鈴原環!
さて1人の命で救われるたくさんの命だが果たしてこの行為は善か悪か・・・
そんな非合法な方法で命を扱う話題の漫画ギフト±第4巻のあらすじと感想です。
ギフト± 第4巻 あらすじとレビュー②(ネタバレ含みます)
第35話いいよね
環の中でいままでにない変化が・・・
タカシは動揺していた
環が解体したクジラの心臓をもって
「この心臓ある男の子にあげたいんだけどだめかな?」と言い出したのだ
いままで環は自分の意思を感情をもつなんてことはなかったのに!
タカシは冷静に環にそれはできない旨を伝えた
現実問題として大人の心臓が子供の心臓のかわりにはなれない
犯罪が増えたとはいえ将太と10歳のクジラを探すなんて容易ではない
なぜならタカシたちのターゲットとなるクジラは警察のデータベースから出所後の再犯の可能性が高い人間をメインとしている。
仮に未成年者で凶悪犯罪に手を染めたとしても出所後は成人後がほとんどだ
以前あった亜衣のようなケースは超レアともいえることなのである
環はタカシの説明を理解すると少し悲しい顔をした
こんな顔をするなんてことなかったのに・・・
第36話遺志 第37話たまきちゃん
正義の味方の遺志をつぐ女
林のもとにサングラスをしたショートヘアの女が訪ねてきた
女は林にあうなり
「阿藤が死んだの」といった
女は警察手帳をみせた
そして数年前におこった少女売春事件「プティシャトン事件」を語りだす
それは阿藤が警察を辞めることになった事件でもあった
同時に女は「英医院放火殺人事件」の話もはじめた
どうやら林が英琢磨であることも知っているようだ
「俺を逮捕する気か?」
しかし女にその気はない
「阿藤はあなたと信じてた。だから私も信じる。」
「君は一体・・・」
女はサングラスをはずしていう
「私は桜田 瑞希。阿藤の遺志を継ぐもの・・・」
桜田はつづけて5年前、3年前、そして最近おこった事件をきりだす
これらの事件を解明する鍵となるのが林が阿藤に人探しを依頼した環という名の少女
「阿藤は死の直前おそらく環に会っているわ」
林はそれをきいて驚く
そして口をおさえながら・・・
「俺のせいで阿藤さんは・・・阿藤さんを殺したのは俺だ・・・」
そのようなことをぶつぶつといいだした
桜田はそんな林の顔をパンっと平手うちした
「今アナタのすべきことは真実を語ることよ」
それをきいて林は5年前のことを語りだす・・・
心臓の病気で林の病院に入院していた環
そのころの環は声をもたなかった。原因は心の傷によるものだそうだ
近々環は心臓移植をひかえていて手術が怖いのか不安そうな顔をしていた
そしてその手術は・・・
そこで林の言葉は止まる
桜田は手術結果について尋ねる
もちろん成功だろう。
だって現に環という少女はいまも元気に生きているのだから
しかし林は変な言葉を語り始めた
「間違いなんだなにもかも。手術をするべきじゃなかった」
なぜならあの子の心臓は・・・
ギフト± 第4巻 ネタバレと感想③
最初サイボーグみたいに感情がないような環でしたが最近少しなんだか人間らしくなってきました。
しかしタカシはそんな環の変化が嫌みたいですね。
彼からしたら環は「生きた人形」ですからね。
さて気持ちを切り替えるためか髪をばっさり切った瑞希ねえさん、久々登場の林先生のもとへ・・さて語られはじめた環の心臓。
その秘密は残念ながら4巻では語られず・・・4巻でたばかりですが早く5巻が読みたいです!!