少女漫画 1/2の林檎(14巻)のあらすじです。
ネタバレもあるので注意!
結末は?
1/2の林檎は
こやまゆかり先生の人気の漫画です。
1/2の林檎-概要
ひかるはタケウチ製薬の受付嬢をしている。彼女の夢はりんごの片割れ=運命の相手をみつけること。そんなある日、若手MRナンバーワンの新堂先輩と出会い、10年ぶりに恋愛フラグがたったかとおもいきや、彼女の前に強力なライバル奈津子が出現し……
▶︎まんがを無料で立ち読み1/2の林檎-1巻あらすじと結末14巻
1巻
大手製薬会社タケウチ製薬に勤めるひかる。
総務部で本社の受付を担当している。その日は研修で京都事業部から社員が大勢来ていた。
本社にはおじさん社員ばかりがいるので出逢いがない。
京都事業部にもいい男がいないと嘆くひかるをよそに後輩の奈津子は名刺を渡されていた。そこにひかるの同期で親友の静が戻ってくる。
お目当ては京都事業部のMRでカッコイイと有名な新堂だ。はしゃいでいると、研修に訪れた目つきの悪い男性社員・天野に注意されてしまう。
そこに現れた新堂を見てひかるは驚く。なんと高校のバレー部で当時憧れていた先輩だったのだ。
急に声をかけられて驚く新堂だったが、思い出話がしたいとひかるを飲みに誘う。
浮かれるひかるだったが、待ち合わせをすっぽかされてしまい落ち込む。
しかし実は待ち合わせ場所を間違えていただけだと分かり、翌日無事に食事に行くことが出来た。高校時代に新堂に憧れていたひかる。
また新堂もバレー部の後輩で顧問に怒られてもメゲない子がいると気になっていたと話し、それがひかるだったということが分かると二人の距離はどんどん近づいていく。憧れの新堂とのデートで夢見心地のひかるは仕事でミスをしてしまうが、奈津子がフォローのお礼に新堂と合コンをしてくれと迫る。
いい男らしいから見てみたいだけと奈津子は言うが、静は取られないように気を付けるようにと言う。奈津子を疑うも信じるも出来ぬまま、新堂の同僚と飲み会をすることになる。
その場には目つきの悪い天野もいたが、お酒の席で林檎シャーベットをつまみにする等変わり者のようだ。半分の林檎の話を振ってきた奈津子は、合わなきゃ合わせればいい、ひかるさんは合わせたり尽くしたりしないタイプだとを貶めるようなことを言ってきます。
お酌したビールをこぼせばやり慣れないことをするからだと。新堂さんに幻滅されたかもと心配しながらひかるがトイレから戻ると、奈津子が新堂の隣を横取りしていました。
憤る静が何を言っても、周りの男たちは奈津子が可愛いので聞く耳を持ちません。でも新堂は奈津子を他の男に送らせてひかるの元へ戻ってきてくれました。
きっちりと俺はひかるちゃんを送っていくと言う新堂。遂に付き合いだしたひかると新堂ですが、奈津子はまだ諦めていない様子です。
そのころ、ひかるたちの働く総務部の先輩が配属替えになることになりました。
30歳を過ぎて独身の女性は、会社の顔である受付業務を担当する総務部では持て余すようでした。仕事が出来る人だったのにと、仕事や結婚のことを意識しだすひかると静。
半分の林檎のピンキーリングをもらってひかると新堂はラブラブ。
でもひかるはまだ新堂に心から愛されている自信が持てません。ベッドを共にすることをためらうと、新堂はイコール結婚、総務部の女の子は結婚に焦っているとひかるの仕事をバカにするような発言をします。
実は奈津子からひかるが結婚を焦っていると吹き込まれていたからなのですが、そうとは知らないひかるは怒ってピンキーリングを突き返して立ち去るのだったー。
14巻では、奈津子は屋上から飛び降りました。
新堂とひかるに呪いをかけるためにです。
ひかるは自分の目の前の光景が信じられません。
奈津子は救急室へと搬送されます。
その姿は血塗れでした。
新堂は「見るな。」とひかるをムゴイ光景から、
目をそらさせようとしました。
ひかるは宿敵だった奈津子の無事を祈ります。
奈津子の治療中、新堂とひかるの脳裏に奈津子の言葉が蘇りました。
「あなた達二人に母をあげる。幸せになれるもんならなったらいいわ。」
と言って奈津子は夜空へと消えたのです。
ひかるは「死を選ぶほど憎かったの?」と奈津子へ思いを巡らせました。
新堂の方は「そこまで絶望していたのか……」と悩むのでした。
やがて、救急室から医師が出てきます。
医師は開口一番に、
「安心してください。命に別条はありません。」と告げました。
奈津子は花壇の金網でバウンドして、
奇跡的に骨折や打撲だけですんだのでした。
二人は心から安心します。
しかし、医師は、
「これからリハビリが必要です。ご主人はしっかりついていてください。」
と言うのでした。
離婚を決意している新堂は、
この言葉で複雑な気持ちになるのでした。
さらに追い打ちをかけるように医師は、
奈津子の母の容体が悪い事も告げます。
新堂の方から奈津子を説得して、
母親の治療の許可を貰って欲しいと新堂に頼みます。
ひかるが奈津子の母の顔を見に行くと、
人相も変わって別人のようでした。
医師には新堂の方から治療を頼みますが、医師は
「一番濃い身内である奈津子さんが反対している以上、
我々は動けないのです。」と告げました。
新堂の顔色もどんどん悪くなり、ひかるは気にかけます。
新堂は目の前で生きている人間を、
見殺しにする事は出来ませんでした。
そして奈津子と戻る事も考えられませんでしたが、
ひかると一緒になるわけにもいかなかったのです。
なぜなら、「奈津子をここまで追い詰めたのは自分だ。」
と新堂は考えていたからでした。
新堂はまるで別れの挨拶のようにひかるを抱きしめます。
1/2の林檎-感想
奈津子のしたたかとか、命懸けの行動が怖いです。
彼女によって新堂もひかるも振り回されまくりでしたね。
ほとんどメインは最後にくっつく天野よりも新堂とひかるってかんじだったのでもっと天野とのシーンもはしかった。
本当に展開は昼ドラみたいです。
でもだからこそ女性ならハマると思いますよ♪