こんにちは。
『監獄実験-プリンスラボ-』を読んだ感想記事です。
ネタバレも含みますのでご注意ください!
『監獄実験-プリンスラボ-』は作画は水瀬チホさんで、原作は貫徹さんです。
簡単に書くと、復讐によって人が狂っていく話です。
しかし精神的に狂うっていう感じではなくて、なんていうか心の抑制ができなくなっていく感じです。
グロシーンはそこまでないけど暴力はたくさんあります。
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こんにちは。最近哲学的なことにはまっています。
とはいっても本格的なものはさっぱりなんですがね。というわけでマイブームにのっとり監獄実験を深読みしてみましょう。
まず主人公は江山藍都。
いじめられっ子です。そしていじめっ子の主犯は桐島彩。
藍都に復讐されてしまいます。
いじめを行う要因はたくさん考えられますが、桐島いわくストレス発散のため。
しかしここで考えてみましょう。
ストレス発散のためにいじめるということは何かストレスを抱えているということです。
桐島の家庭は貧乏で、父親はクズ、お母さんは病気です。
でも桐島はクラスのリーダーで成績優秀。
特に期待がかかっているというわけでもなさそうです。
ということは現状から抜け出したい、その思いから勉強を頑張っているのではないかと考えることができます。
また、プライドが高いということも考えられますが、これは藍都の前で漏らしてもへこたれなかったところから考えると少し弱い気がします。
そして、口癖のように言っている「弱いから悪い」ここからも自分は強い立場にいたいということが読みとれます。やっぱり今の環境はいやなのでしょう。
そんなつらい中、藍都のように恵まれた環境にいるのに向上心がなく、ただおどおどしている弱そうなやつ、こんな感じでいじめが始まったんじゃないですかね。
藍都君にとっては確かに理不尽ないじめです。
でも、桐島にとっては八つ当たりというか、舞台は整っているのに自分勝手にだらけて何もしない、だったらその環境をくれよといった怒りのいじめのように見えなくもないです。
でもいじめられた藍都を見た桐島の顔はめちゃくちゃ嬉しそうだったんですよ。
なんか違うような気もする。
真実は分からないから真実なのでしょうか。事実は異なっていても事実なのでしょうか。
ちょっと哲学っぽいこと言ってみました笑。
桐島は監禁されながらも藍都の指を食いちぎるのですが、普通の女の子はそんなこと絶対できないんじゃないかと思うんですよ。骨とかあるし力の調整とか難しそうだし。
桐島さん過去に人殺しの経験でもあるんじゃないですかね。もしかしたら。
なんかいろいろ考えたらぞっとしてきました。というかここまで深く考えて作っているのかのこの話。
今後またいろいろ明らかになるのが楽しみです!
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